酒井歯科診療所です。

先日、ブログ担当のお友達、4児のママから

 

「2歳の次男が昨夜、口腔内を切ってしまったの。

すぐ血は止まったんだけど、朝になってきたら、とても腫れてしまっていて・・・

これは歯科、小児科、皮膚科、耳鼻科、口腔外科、どこにかかるのが良い?」

 

という相談のLINEが入ってきました。

結論から申しますと、どの科にかかって頂いても正解!

となります。

2歳という年齢を考えると小児科が良いかもしれませんが、

内科的(風邪、インフルエンザ、発熱、腹痛、咳、喘息など)受診が多く、

傷などの外科的な処置が必要な場合は受付、対応出来ない場合もある様です。

ネット予約ではなく、直接電話して対応可能かどうかの確認をすると

確実です。

 

歯科ですと口腔内の専門となりますので、受診のご参考にして頂ければ、と思います。

また、傷口の深さによって縫合が必要になる場合があります。

その場合には

かかる院に、「万が一の場合は貴院で縫合が出来るか、出来ないか」

を電話で確認し、受診するのが良いと思います。

また、通院が必要になる場合を考えて、出来るだけお近くの病院へかかることをおすすめ致します。

 

 

お友達はその時に「おそらく縫合までは必要ないだろう」

と判断しつつ、歯科にかかりました。

結果、想像以上に傷が深く

口腔外科のある自宅からも近い、大きな病院への紹介状を出してもらい

そのまま受診。

7針縫合

ということになりました。

 

2歳という年齢で口腔内に麻酔をし縫合、ということを考えると、本人もお母さんも

本当に頑張った!!と思います。

最初にかかった歯科でも、歯医者自体が初めてだったため

「怖がって口を開けるのが大変だった」

とのことでした。

お子様の治療も、最初は口を開けること自体にとても抵抗があるお子様も多いものです。

 

乳幼児のころは噛んだり、かじったり、なめたりしてものを確認する学習行為、

1~2歳のころは眠い時や退屈しているときにおしゃぶりする場合、

3~5歳のころは、不安な時や緊張したときに安心を得たり、心を落ち着かせたりするために口に指を入れたり、おしゃぶりする、という生理的、本能的な行為をするのが口です。

お母さんのおっぱいを連想したり、お腹の中にいたときにおしゃぶりをしていた時の安心感をそこから得ていたりするのです。

 

私も、お口という大切な場所を開けてもらっているんだ、ということを再認識した一件となりました。
また虫歯治療、予防のためはもちろん、
こういった口腔内の不慮の事故や傷の際にも、抵抗なく対応するためにも歯医者のかかりつけ医を持つことをお勧め致します。

お子様の治療、予防歯科の相談、ご予約、随時お受けしております。

045-864-1842

までお電話下さいませ。

酒井歯科診療所