冬の寒さで歯が痛い!?
酒井歯科診療所です。
12月に突入して、初めてのブログになりました。
一気に寒さが深まり
「秋が無かったね」
なんていう会話を患者様としている今日この頃ですが、お元気でしょうか??
「こんな寒さで歯が痛い?!」
この冬の寒さで、歯の痛みを感じる方が増える様に思いますが、
それは一般的なことなのです。
その原因を4つご紹介します。
①温度変化による歯の収縮と膨張
歯の材質は温度変化に敏感で、寒い空気にふれると収縮し、
あたたかいものを摂取すると膨張します。
この収縮と膨張の繰り返しは、こまかな歯のひび割れを引き起こし、
痛みを感じる原因となります。
②歯周病や虫歯による影響
歯周病や虫歯がある場合、寒さはもっている虫歯、歯周病の炎症を刺激し、
歯の痛みを引き起こす可能性があります。
③歯の露出した根
歯茎が下がり、歯の根が露出すると、寒い空気や飲み物が直接神経に触れ、
痛みを引き起こす場合があります。
④歯のきれつや,つめものの問題
歯にきれつがある場合や、詰め物が合っていない場合、寒さによってこれらの
問題が悪化し、痛みを引き起こすことがあります。
ここからは、寒さによる歯の痛みの対処法を4つお伝えします。
⑴あたたかい飲み物
寒いときにはあたたかい飲み物を摂取して口内の温度を保つことが効果的です。
⑵口を覆う
外出時はマフラーやマスクを使用して口を覆い、冷たい空気の直接的な接触を防ぎましょう。
⑶日常のお手入れを徹底しましょう
毎日、食後の歯みがきを徹底して歯周病や、虫歯を予防しましょう。
フロスや歯間ブラシなどを使用するのも、もちろん効果的です。
当たり前のことですが、寒さによる歯の痛みを減らすための基本的なステップとなります。
⑷歯医者さんによる診断
なかなか痛みがとれない、痛みがずっと続いている場合は、
歯医者さんにかかり、適切な診断を受ける必要があります。
痛みの原因を特定し、治療を行うことで痛みを軽減することが出来ます。
寒い時期の歯の痛みの原因、対処法についてお伝えしました。
年末年始、おいしいご馳走を沢山頂いたり、夜更かし、
早朝の参拝に初詣など、いつもとは違う行事が重なる時期でもあります。
出来ましたら、毎食後の歯みがき、うがいを徹底して頂き、
歯の痛み、ひいては全身の健康にご自愛下さい。
2024年もたくさんの患者様にご来院頂きまして、感謝致します。
当院は2025年、1/6(月)9:00より通常診療となります。
何卒、宜しくお願い申し上げます。
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受付時間9:00~18:00