酒井歯科診療所です。

お久しぶりのブログ更新となりました。

2025年に入り、雪が降るほどの寒さや、汗ばむ様な暑い陽気と

ピーカン晴れかと思いきや、突然の雨や雷・・・

そんな中スタッフ一同、変わらず元気に診療しております!

また皆様のためになる、歯の前知識を更新してきたいと思っておりますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

さて、4月となりましたが

入学、進学、進級、入社、転職などご自身、またはご家族でも環境の変化があった、

新生活が始まった方もおられると思いますが、

「あれ??なんだか歯が痛いかも・・・」

その変化は、無意識のストレスが歯に影響を与えているのかもしれません。

以下ストレスによる3つの原因が考えられます。

 

①歯ぎしり、食いしばり

②唾液の分泌の低下

③免疫力の低下

 

 

①歯ぎしり、食いしばり

原因は噛み合わせなども考えられますが、ほとんどはストレスによるもの、と言われています。

日中だけでなく、寝ている間に無意識に行っていることも多々あります。

なので朝起きたとき

「歯が痛い・・・」

という患者さんも多くいらっしゃいます。

夜間の歯ぎしりは、歯に過度な負担がかかり、歯のエナメル質が削れたり、

歯周組織にダメージを与えたりすることで、歯の痛みが生じる原因となります。

長期的には顎関節症の原因にもなり、慢性的な痛みを引き起こす可能性があります。

対処法

一番はストレス解消!リラックスできる環境をつくったり、適度な運動が効果的です。

とはいえ、現代の忙しい私たちには中々そういう時間を作るのが難しいのも現実ですよね。

歯ぎしり、食いしばりは癖や習慣になっていることも多いのが現実です。

ですので「歯ぎしりしてるかも」と自分が意識を向けるだけでも行動が変わります。

是非、意識してお過ごし下さい。

 

寝ている間の歯ぎしり食いしばりは専用のナイトガードと呼ばれるマウスピースで対処することも出来ます。

おかかりの歯医者さんで作製してもらえるか、確認することもおすすめです。

 

ご注意ですが、ナイトガードは歯ぎしりや食いしばりを治すためのものではなく、

今ある歯を守るためのマウスピースとなります。

 

②唾液の分泌の低下

ストレスがたまると、唾液の分泌が少なくなり、口内が乾燥しやすくなります。

これにより口内の細菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病が進行し痛みが生じることがあります。

 

唾液には自浄作用、殺菌作用など、良いことがたくさんあります。

これによりお口の中の環境は一定に保たれ、簡単に歯周病や虫歯ができないようになっているのです。

 

対処法

こちらもストレス解消が一番!

しかしストレスだけでなく遺伝や生活習慣によっても唾液の量、種類は変わってきます。

服用薬の副作用や加齢によっても唾液量が減少することもありますので、

歯医者さんでの相談をおすすめします。

 

③免疫力低下

ストレスが長期間続くと、免疫力が低下し、細菌やウィルスによる感染症が発生しやすくなります、

口腔内でも、歯茎や歯周ポケットに感染が起きやすくなり、痛みの原因になります。

 

対処法

食生活、生活習慣、睡眠時間を意識し、体調管理を行うことですが、

簡単なことではありませんよね。どうしても体調をくずしてしまったり免疫力が

落ちてしまうことは、必ずあります。

免疫力低下で歯の痛みにつながらないようにするには

普段からの歯みがきをしっかり行うことが重要になってきます。

 

しっかり歯みがきしてるつもり!でも汚れが残っている・・・

ということは多々ありますので、定期的に歯医者さんでチェックやケアをしてもらったり、

ブラッシング指導を受けるのも自己管理、体調管理の一環になります。

 

以上3点、ストレスによる歯の痛みの原因、対処法をご紹介しました。

 

当院でも、歯の痛みの原因に対処するナイトガードの作製や、

虫歯のチェック、歯周病の検査、ブラッシング指導を行っております。

気なる点があるな、予防したいな・・・

と思われましたら、お電話でお問合せお待ちしております。

 

045-864-1842

(受付時間9:00~18:00)

酒井歯科診療所