歯が染みる!それはもしかして・・・
こんにちは、酒井歯科診療所です。
GWも明けまして、目の前のどんぐり山からはウグイスの良い鳴き声
が聞こえてきます。
これから夏に向かってまっしぐら!と思いつつ
なんとなく肌寒い日もありますが、体調はいかがでしょうか?
当院スタッフは元気に過ごしております!
今回は、「歯が染みる!」原因についてお話します。
いつも通り歯を磨いていたら、
ズキ!
と思うような痛みが出たことはありませんか??
おそるおそる歯ブラシでもう一往復してみると、
背筋が伸びる位「痛い!」
となる、しみる症状(もちろん色々な加減はあります)
主な原因は3つ
①知覚過敏
②虫歯
③歯周病
です。
①知覚過敏
歯ブラシが触れたり、冷たいものが当たったり、冷たい風が触れたときに
刺激が歯に過敏に伝わって痛みを感じる症状です。
原因は、歯磨きの際に強く磨きすぎる、歯を食いしばるくせ、就寝中の歯ぎしり
など頻繁にこの症状が出る方に多い特徴です。
②虫歯
一番なりたくない虫歯ですが、実は虫歯になりたての歯は、痛みもしみる
という症状はほとんどありません。
虫歯で歯が染みるという症状が出てくるのは、奥まで進行してからのことです。
特徴は冷たいものが歯に触れた瞬間だけしみるのではなく、
それが痛みとなって10秒くらい持続することです。
さらに虫歯が進行すると、歯が染みるという症状からズキズキとした痛みへと変化していきます。
上記の特徴から「虫歯かも!」と思われた方は、早めに歯医者さんへの受診をおすすめします。
③歯周病
歯周病が原因で歯がしみるケースというのは、知覚過敏と同様、一過性一瞬の痛みです。
歯周病になった歯というのは、歯茎が下がってしまうため、
歯肉に覆われていた歯茎の下にある象牙質が露出してしまい、ものが触れたときに
歯が染みてしまうのです。
当院では、知覚過敏の症状だった場合
・しみ止めのお薬やシールを塗布
・レーザー処置(表面にレーザを当てて、出てしまった象牙細管(痛みの原因となる箇所)を処置)
・しみる場所のコーティング処置(CR処置)
・ブラッシング指導
など、患者様の症状に合わせて処置させて頂きます。
「自力で治らないの?」
という質問に院長は
「冷たいものがしみる位だったら、神経が収束して治る可能性があるけれど、
原因がわからないまま過ごしてると、悪化するよね。
悪化する前に処置するのが大切だと思う」
という返答でした。
歯磨きの強さ、食生活、たばこの習慣など、知覚過敏の原因は多岐にわたる、とのことでした。
お気になる症状がおありの方、自分の歯茎の症状が知りたい方、
一度歯医者への受診をオススメ致します。