夏の虫歯にご用心!
こんにちは!酒井歯科診療所です。
6/8に梅雨入りが発表されてからも、そこまで雨は降らない日々。
代わりにムシムシと、じんわり汗を掻く様な暑い日が続いておりますが、
体調はいかがでしょうか??
前々回のブログで触れました、とつか夏まつりですが、公式ホームページが立ち上がっておりました。
300年以上の歴史を継承する”みんなでつくる”戸塚の夏まつり – totsukanatsumatsuri ページ! (jimdofree.com)
■開催名称:とつか夏まつり2023
■開催日時:令和5年7月15日(土) 12:00~20:30 ※予定
■交通規制:会場周辺通行止め(10:00~22:00)※予定
■開催場所:戸塚小学校前近辺
■主 催:とつか夏まつり実行委員会
3年ぶりの開催!とても楽しみで今からワクワクしております。
前日の7/14(金)には、八幡神社伝統のお札まきが行われます。
お札まきとは – totsukanatsumatsuri ページ! (jimdofree.com)
「お札まき」は、300年以上前の江戸時代・元禄期には始まっていたお祭り。
京都の祇園祭に代表される御霊祭(疫神や死者の怨霊を鎮めるために行う祭)に伴う厄病除けの行事とされ、元禄年間の当神社再興時に始まった。
白塗りの化粧をした15人ほどの男性が無病息災や五穀豊穣の祈願を込め歌いながら踊り、その後札がまかれ、参拝者が取りに走る姿が例年見られる。
1991年には市の無形民俗文化財にも指定された伝統行事になっている、とのことです。
ブログ担当は娘と毎年参拝し、お札を頂いて帰ります。
昨年は時間ごとに整理券が配布され、この踊りが観覧できました。
こちらも、とても楽しみにしております。
前置きがながくなりましたが、
こんな暑い夏の日、冷たいアイスやジュースがひときわ美味しく感じますよね。
特に炭酸、コーラは必需品!なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか??
それに水を差すような話題になってしまうのですが、
「ph」
という単語をご存じでしょうか?
これはイオン指数の英語の略で、リトマス紙を使って、酸性、アルカリ性を判定するための指数で、
pH7が中性です。
歯の表面には、固いエナメル質というものがありますが、エナメル質は酸にとても弱い性質を持っています。
数値にすると「pH5.5」以下になると歯が溶け始めるのです。
pHが7より小さいものは虫歯になるリスクが高いということになるので飲み物のpHを知ることが大切になります。
普段飲料でおすすめ
水・ミネラルウォーター(pH7.0)
牛乳(pH6.8)
お茶・無糖コーヒー(pH6.5)
以下は虫歯の可能性が高まる飲み物です
紅茶(砂糖入り)(pH5.5)
オレンジジュース(pH4.0)
スポーツドリンクは(pH3.5)
コーラ(pH2.2)!!
つい、数値にびっくりしてコーラの字を大きくしてしまいましたが
コーラを飲むと歯が溶けるといわれるのはpHが他のものに比べるととても低いことからだとわかります。
暑い季節は冷たい飲み物が飲みたくなりますが、虫歯のリスクを考えて飲むものに気をつけましょう。
ですがどうしても甘いものが飲みたいときがありますよね。
オレンジジュースを飲んだからといって、虫歯にすぐなってしまうというわけではありません。
お口は唾液が出ることで、唾液の成分によって溶けて歯から出ていったカルシウムを元に戻す働きがあります。
これを石灰化といいますが、この時にまた甘い物を飲むことでそのサイクルが追い付かなくなってどんどん歯が溶けていってしまします。
甘い飲み物、食べ物を召し上がるときは
①ダラダラ飲み、食べをしない
②食べる・飲む時間を決める
③飲食の後は歯磨きがベストですが、できない場合でもうがいなどをを必ずする!
楽しい夏を目の前に、是非この3つを意識して頂けたら、と思います。