冷たいものがしみる!!その原因とは・・・
酒井歯科診療所です。
8/3には冨塚八幡宮のお祭り、8/4は御神輿を観覧しました!
元は幼稚園もしていた冨塚八幡宮に沢山の子供たちが集まり、小さな会場は賑わっておりました。
患者様も町内会から運営で参加されており、ご挨拶できてとても嬉しく思いました。
8/4は夕方頃から御神輿が境内から出発していました!
間近でみる御神輿は久しぶりだったのですが、酷暑の中での担ぐ皆さんの迫力に感動しました。
町内、有志の皆様のおかげでお祭りは成り立っている、と改めて実感したとともに
運営して下さった皆様に心より感謝致します。
前置きが長くなりましたが、日々の酷暑
「アイスがおいしい~」「お祭りのかき氷最高~」
という声が聞こえてきそうですが、
冷たいものがキーンとしみる!!これはもしかして・・・
と思われる方、その3つ原因をお伝えします。
ずばり
①虫歯
②歯周病
③知覚過敏
の3つが挙げられます。
症状、対処法などを確認していきたいと思います。
①虫歯の症状としては、表面はエナメル質で覆われていますが、そのエナメル質が神経まで侵された状態となります。
歯が溶けてくると、エナメル質の下にある象牙質(ぞうげしつ)が露出し、その象牙質に冷たい水がダイレクトな刺激となり
キーーン
とした痛みになって伝わります。
徐々にですが虫歯自体にも痛みを伴い、冷たいものを口にしなくても痛んだり腫れたりといった症状が出てきます。
対処法としては、なるべく早めに歯医者さんに受診しましょう。
虫歯にかかっている部分はもとに戻すことが出来ず、放置してしまうと歯を失う可能性もあります。
症状が軽いうちに、痛みを取り除くことが大切です!
②歯周病の症状としては出血や腫れという見た目のトラブルが現れます。
しかし虫歯ほどの痛みらしい痛みがなく、出血や腫れに気づけなければ見逃してしまう症状でもあります。
歯周病は、知覚過敏のように「冷たいものにだけしみる」というわけではありません。
歯ブラシが触れただけでも痛く感じ、歯ぐきの一部分が赤くなり、周囲の歯ぐきよりも盛り上がって見えます。
重度になると歯がぐらつき、最悪抜けてしまうこともあります。
原因は、歯と歯の間にある歯垢(プラーク)の菌の増殖です。また歯ぐきにできた深いすきま、歯周ポケットをそのままに
しておくことも、歯周病の原因になります。
対処としては、歯医者さんに受診し、歯垢(プラーク)の除去と歯ぐきや歯周ポケット内の細菌の除去を行います。
膿や出血している箇所は適切な処置をし、清潔にします。
自分でできる予防としては、食後なるべく食べかすを残さない様に口の中を清潔にし、
口の中をうがいなどで常に潤しておくことも、おすすめです。
③知覚過敏(ちかくかびん)の症状としては冷たいものや噛んだ時によってキーーンとした痛みを感じます。
虫歯や歯周病の痛みの違いは、瞬間的な痛み、ということです。
ずっと口の中に冷たいものを含んでいなければ、10秒前後で治まる痛みですが、
虫歯の様に削ったりと対処できる症状ではないため、知覚過敏専用のケアが必要となります。
知覚過敏の原因としては「(虫歯によらない)象牙質(ぞうげしつ)の露出」「歯のすりへり」「歯の破折」「歯が溶けている状態」
などが考えられます。
多いのが、強く磨きすぎて象牙質(ぞうげしつ)を露出させて知覚過敏を引き起こしている状態です。
対処法としては、ブラッシングを慎重に行うことと、知覚過敏専用の歯磨き粉やフッ素コーティング剤などの
アイテムを使用すること、歯医者さんでコーティング剤を塗布することもおすすめです。
以上のことから
冷たい水で歯がしみる!と感じたら一度歯医者さんの受診をおすすめ致します。
当院でも、知覚過敏の処置はもちろん、虫歯の有無、歯周ポケットの確認や歯周病の検査も行っております。
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