酒井歯科診療所です。

灼熱、常夏の2024年の夏が、いよいよはじまった!という感じですね。

患者さんが「いや~寒いね!寒くてたまんないよ!」

と言いながら来院され

「なるほど、そういう心がけが大事ですね!」

と楽しい受付時間を過ごしました(笑)

 

さて、本日の

「歯が抜けた(抜いてもらった)けど、放置しちゃってる・・・どうなるの??」

というお題でお話したいと思います。

 

「まあ、1本くらいなら、そんなに大したことないでしょ?!」

とお思いの方もいらっしゃると思うのですが、大きく3点抜けたまま放置での悪影響をご紹介します。

 

①左右の歯がかたむいてくる

②噛み合わせの歯が伸びてくる

③歯ぎしりで負担がかかる

 

①ですが、歯はとなりどうしの歯がかけあうことで位置を保っています。

歯が抜けた状態になると、その両となりの歯を支える部分がなくなってしまい、バランスを崩して少しずつ抜けたスペースに

傾いてきてしまうのです。

 

②はあごを閉じたときに、上の歯と下の歯が自然に噛み合うようになっています。

上下の歯が噛み合うことが正しい噛み合わせになるのですが、例えば下の歯を1本失ったまま

治療しないでいると、噛み合わせの相手となる上の歯が少しずつ伸びてきてしまいます。

その状態で長期間放置すると、いざ、失った部分を治療しようとしたときに、

治療が複雑になってしまう可能性が出てきます。

 

③は歯が抜けたままになっていると、噛み合わせのバランスを崩し、歯や顎に負担がかかってしまうことがあります。

歯ぎしりは無意識に強い力がかかっていることが多いのですが、その強い力で失った歯の部分をに引っかかると、

食事の際や、口の開閉時に起こる「顎関節症」や

歯が削れたり、知覚過敏の原因になりうる「咬合性外傷」になる可能性も出てきます。

 

また歯がないことで、抜けた反対側で噛むことでその歯に負担が大きくなることも考えられます。

 

 

以上のことから、抜けた歯は放置せず、できるだけ早急に歯医者さんに受診しましょう。

 

当院でも、ご相談お受けしますのでお気軽にお問い合わせください。

045-864-1842

受付時間9:00~18:00

酒井歯科診療所