こんにちは!酒井歯科診療所です。

 

お久しぶりのブログ更新となりました。

患者様からのお話で

「今年は9月が無かったね~!8月が2か月あった感じだね」

そんな内容に、激しく同意しているブログ担当です。

今も日中は陽射しが強いですが、肌にあたる風が少し冷たく、心地よいものになってきましたね。

ホッとしつつ、今年もあと3か月を切りましてスタッフ一同、

頑張って参りたいと思います!

 

さて、本日の内容は喫煙されている方には耳に痛い内容となりますが、

「たばこが歯や口に与える影響」

についてです。参考にさせて頂いたのは、

一般社団法人 日本学校歯科医会

「学校歯科医からの話 ステキな笑顔をいつまでも」という

歯医者さんから小学生向けに作られた冊子

です。

 

大きく3つにわけてお話したいと思います。

 

①たばこを長く吸っている人の口の中は?

変色した歯肉

歯の汚れ

舌汚れ

が特にわかりやすく目立つ特徴です。

それだけでなく、上記の汚れから歯周病や口臭の原因にもなってしまいます。

 

また、

「たばこを吸うと顔も変わってしまう」ことをご存知でしょうか??

たばこを吸う人特有の顔つきをスモーカーズフェイスといいます。

・黒ずんだシミのある皮膚

・深いしわ

・やつれて病気にみえる

・赤またはオレンジ色のまだらな顔

・歯肉が黒く変色

・年齢より老けた顔立ち

・歯面に茶色のよごれ

という様な特徴があります。

 

喫煙は

口内炎、味覚障害、口臭、嗅覚障害、ドライマウス(口が乾く症状)、舌がん

等、多岐にわたる影響があるんですね。

 

②「小学生が喫煙するとどんな影響が起こるのか?」という調査があります。

・身長が伸びなくなる

たばこの影響を受けた脳が成長ホルモンを充分に分泌出来なくなるのが原因

・運動能力が落ちる

運動すると酸欠になって、すぐ息切れをしてしまう

・学習能力が落ちる

たばこを吸った後は、一酸化炭素によって脳の動きが低下する。

そのことによって考える力や記憶力にも悪い影響が起きてくる。

 

③たばこを吸わなくても、たばこの害を受けている??

まわりの人は吸っているたばこの煙を吸い込むことを

「受動喫煙」といいます。

たばこを吸っている本人だけでなく、吸わない周りの多くの人の健康にも害を与えています。

また驚くべきは、

たばこを吸う人が吸い込む煙(主流煙)よりも、周りの人が吸い込む煙(副流煙)の方が

有害物質を多く含んでいることが分かっています。

 

いかがでしたでしょうか??

たばこはお口や歯以外にも、様々な病気を引き起こす原因となっています。

吸っている方も、吸われていない方も是非、参考にしていただければと思います。

酒井歯科診療所