詰め物がグラグラ、そして、とれた・・・時は?!
こんにちは!酒井歯科診療所です。
7月に入りまして、雨の日々の予想に反して、天気の良い日が続いておりますね。
日が陰って一瞬涼しそう、なんて外に出ると
蒸し蒸しとした湿気に、汗がじんわり。。。
水分補給をこまめに行って、過ごして参りたいと思います。
また、先日当院近くにあります、中外製薬ライフサイエンスパークの見学に参加させて頂きました!
建物内は撮影禁止のため、画像は載せることが出来ませんが、
とにかく
綺麗!
最新!
広い!
という館内に、ただただ圧倒されてしまいました。
中高生を対象とした実験教室もされている様です。
2023年4月に本格的に開所され、戸塚の新しいシンボルとして更なる発展を期待しつつ、
私たちも頑張って参りたいと思います!
前置きがいつも長くなってしまいましたが、
「詰め物がグラグラしてる!とれちゃった!!」
となりますとびっくりしますよね。
食べる時にしみる!
取れたところが黒くなってる・・・
食べかすが詰まってくる・・・
なんて気になることがいっぱいです。
1番大切なのは、早めに歯医者さんへ受診し、詰め物を装着することが大切です。
といってもお仕事の都合や、学校でなかなか時間が取れない!ということもあると思います。
その時に気を付けて頂きたいことをご紹介したいと思います。
①無理に詰めなおしたり、接着剤では装着しない
ご自分で、むりやり詰め直したりすると詰め物が壊れたり、
場合によっては歯が割れたり、歯茎から出血したりする危険があります。
詰め物を装着するとき、歯医者さんでは必ず最適な嚙み合わせを調整しているので、
その嚙み合わせが悪くなってしまいます。
特に、瞬間接着剤やボンドなどでつけるような行為は絶対にしないで下さい。
中で虫歯が進行している状態で装着し、神経まで到達してしまい結局歯を失ったりしてしまう
可能性もあるからです。
②取れた詰め物はきちんと保管する
取れた詰め物がお手元にあれば、保管して歯科医院にお渡し下さい。
再使用できる場合もあります。
保管する際は、柔らかい紙に包んで、箱などの容器やケースに入れておくと
詰め物の変形を防ぐことが出来ます。
③詰め物が取れた部分で、なるべく噛まない様にする
詰め物が取れた歯は、治療部分が出ている状態なので、非常に弱くなっています。
噛むときにかかる力は、意外に強いので、その歯でものを噛むと
ヒビが入ったり、時には残った歯が割れてしまうことがあります。
そうなると抜歯することにもなりかねません。
特に硬いものは、噛まないようご注意下さい。
④冷たいものや、熱いものを控える
詰め物が取れた歯は、大変敏感になっています。
冷たいものや熱いものを食べたり、飲んだりすると、
その温度差が刺激になって、しみたり、痛みをか感じます。
特に飲み物はお口全体に広がってしまうので、注意が必要です。
食べ物の場合は反対の歯で噛むようにしましょう。
⑤取れた歯の部分はしっかり歯磨きする。
詰め物が取れてしまった歯は、柔らかい部分が剝き出しになっているので、
細菌に感染しやすく、虫歯になりやすい状態です。
また、他の歯と段差が出来ているので、食べかすも詰まりやすいです。
とれた部分はより念入りに歯ブラシして清潔な状態にし、
早めに歯医者さんにかかりましょう。
是非、ご参考にしていただけましたら、と思います。