こんにちは。酒井歯科診療所です。

当院のホームページをご覧くださり、ありがとうございます。

5月に入りましたが、雨もしとしとふったりやんだり、寒暖差もありますがお元気でしょうか?

当院スタッフは変わらず元気に、皆様の来院をお待ちしております!

 

今回は、

何だか奥の歯が突然痛くなったり、頬肉を噛んでしまったり・・・そんなことが増えたかも・・・と思われている方。

その原因は『親知らず』が原因かもしれません。

親知らずが生えてくる時期というの個人差がありますが、

12歳臼歯が生えた後、早い方だと15歳前後から、 女性では22歳〜23歳、男性では25歳くらいまで親知らずが生えてくるのです。

親知らずは最奥部分に 上下2本ずつで計4本。 生える順番も時期も、何より生え方にも個人差があります。

痛み、違和感、頬肉を噛んでしまう原因はまさにココにあります!

大きく分けて2通りをご紹介します。

 

①下の歯だけが先に生えてきており、上の歯2本が生えてきていなかったり、その逆で上の歯だけが生えていて、下の歯は生えていない場合。

②傾斜歯(けいしゃし)・水平埋伏(すいへいまいふく)と言って、親知らずが歯ぐきの下で斜め横、真横に生えてきており、少しだけ生えている、もしくは完全に歯ぐきの下に歯が埋まって生えてきている状態。

 

①は、例えば下の親知らずが生えていて、上は歯はまだ生えていなかった場合、 物を食べた時に、まだ上の親知らずが生えていない歯ぐきに、 体の中で一番かたい、と言われている歯が当たり続けることになり、炎症を起こしたりします。

また上の歯に、生えていない部分のスペースが出来ることによって、 頬肉を噛んでしまったりするのです。

②は、歯が垂直ではなく、斜め横、真横に生えている場合。 傾斜歯で生えている場合は、前の歯との溝が極端になく歯ブラシが当てづらくなり虫歯になる可能性が高くなること、また現在生えている歯の根本を押し続けて、歯並びを変えてしまう可能性もあります。

他にも、上の親知らずは垂直に生えてきて、下の親知らずは生えて来ず、傾斜歯(けいしゃし)・水平埋伏(すいへいまいふく)というパターンもめずらしくはありません。

また、月経中、妊娠中のホルモンの変化でも、親知らずや、その周りの歯茎等に痛みを伴う場合もございます。

 

当院では、CTで患者様のお口の全体写真を撮影、現在の親知らずの状態をご説明させていただきます。

患者さまのご希望に沿って、当院での抜歯、お近くの大きな病院での口腔外科ご紹介での抜歯、抜かずに温存する方法、それぞれメリット、デメリットなどをご説明させて頂きます。

 

お気になる症状がある方、または現在のご自身の親知らずの状態がお知りになりたい方は、ぜひ一度ご受診をおすすめいたします。

酒井歯科診療所