虫歯になりやすい”お菓子”とは・・・
酒井歯科診療所です。
お菓子っておいしいですよね。
虫歯とお菓子は切っても切り離せない関係・・・なんてブログ担当は感じています。
当院が考える特に虫歯になりやすいお菓子は・・・
飴!そうアメちゃんなのです。
特に今時期は乾燥や花粉でのどが痛いときに、スティックタイプの6個入りなどを
1日でなめ切ってしまったりして・・・
でも代わりに虫歯になりやすくなってしまうんです。
のど飴ですと、1個につき約5g(シュガースティック1本分)の砂糖が含まれています。
虫歯菌のエサは、お砂糖なのです。
そのエサを摂り込み分解する過程で「酸」が出ます。
この「酸」がくせ者で、歯の表面で活動すると、歯質がどんどん溶けていってしまうのです。
ちなみに、キシリトールなどの代用糖は、砂糖と同じように甘いのですが、
虫歯菌がエネルギー源にできないので、習慣的に摂取しても虫歯になることはありません。
注意していただきたいのは、「キシリトール配合」という表示になりますと、
キシリトールのみではなく、別に砂糖を含んでいる可能性がありますのでご注意下さいね。
ブログ担当の娘には、棒付きの飴を2歳前後からおしゃぶり代わりに舐めさせていました。
しかし3歳で入園できた保育園で歯科検診があり
「虫歯があります」のお知らせが・・・
この職業に就く前の無知さを後悔しました。
ブログ担当は、院長に相談し娘の治療をして頂きました。
①まずはダイアグノデントという虫歯の深さを測る機械で、測定。
②初期虫歯ということで、超音波のキュレットという機械で表面を削り
③深い溝の部分にはシーアールという虫歯予防の薬を詰めて、
④光照射で固めてもらいました。
賞味15分くらいの治療でした。
娘のその時の感想はキュレットが少し痛かった、とのことでしたが、
見事、4歳の歯科検診では「虫歯なし」というお知らせを頂きました。
虫歯の深さにもよりますが、初期虫歯の治療の手順として参考にして頂ければ幸いです。
小児の患者様だけでなく、成人済の患者様も初期虫歯の治療は②まではほぼ同じで、
③詰めるものがシーラントというものになり、④照射という流れになります。
乳歯は、永久歯に比べて歯質がやわらかいので、虫歯になりやすく、さらに小さい分だけ
表面のエナメル質や、内側の象牙質の層が薄く、深く進行しやすくなります。
さらにさらに、歯質がやわらかい乳歯は、虫歯が進行しても歯の中の神経への圧力が高まりにくいため、痛くなりにくいという特徴もあるんです。
気が付かないうちに、穴が大きくなっていた!というケースもあります。
もしお気になる方は2~3カ月での歯科医院の受診をおすすめ致します。
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