酒井歯科診療所です

まだ梅雨明けの発表もありませんが、常夏感が出てまいり参りました。

東海道の八幡神社前までの電柱から電柱にかけて紙垂(しで)が!

ちなみに

「紙垂(しで)」とは、しめ縄や神棚などに飾りとして付いている白い紙のことです。この紙垂は、稲妻のような形をしている白い紙で、

神聖や清浄な場所であることを表しています1

しめ縄と同じように、私たちの暮らす俗世と神様のいる神聖な場所の境界線を示しているのです

ということで戸塚夏祭りに向けて着々と準備整ってきている、という状況です。

 

さて、前置きが長くなりましたが、前回は

初めて歯医者さんにかかった時に何をするのか??

という内容でしたが、同時に

「歯が痛くて初めて来たのに、何も治療しないの!?」

という疑問を持たれる方が、いらっしゃると思います。

 

当院での、お痛みがある方は「まず応急処置」

または「お口の中のお掃除」をして、初めての診察を終えることが多いです。

 

理由としましては「歯が痛い」という状態は、歯ぐきが腫れているということです。

思い浮かべて頂くと、腫れているところ、ケガをしている状態のところに、

注射したり、切ったり、削ったり等、治療するというのは

結果として良くなく、治りも遅くなる可能性があるからです。

 

まずは応急処置をして痛み止めを処方し、腫れが引くのを待ちます。

そして後日また来院して頂き、しっかりと治療をはじめます。

 

また、患者様によっては歯石や、歯垢(プラーク)が溜まっている場合には、

歯石除去やクリーニングをしてから治療を開始する場合もあります。

お口の中には成人で300~700種類の細菌が生息し、管理状態によっては5000億を超える細菌がいるといわれます。

上記を繰り返しますが、このような状態で麻酔をしたり、切開したりすると状態が悪化する可能性があるのです。

これらの細菌は糖尿病や全身疾患、心筋梗塞などのリスクを高めます。

 

きれいな口腔状態で治療をすることが最善とし、治療と清掃の優先順位を決定する際に、

お掃除を優先させて頂くことがあります。

 

お痛みがあっても初めての診察では治療をしないことが多い、

理由は以上になります。

 

患者様のコミュニケーションで、先生も私たちも伝えきれずにいる面もあるかと思います。

患者様からの疑問をしっかりと解消出来るよう、説明やコミュニケーションに努めています。

 

お痛みや、腫れ、詰め物がとれた等、

急患随時受け付けておりますので、お気軽にお電話お待ちしております。

045-864-1842

受付時間9:00~18:00

酒井歯科診療所